和歌山市の高齢女性が400万円特殊詐欺被害
2025年2月7日 17時24分
事件・事故
和歌山市内の80代の女性が、息子を名乗る男からの電話の話を信じ、400万円をだまし取られました。和歌山北警察署が特殊詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、おととい(5日)午後7時頃、和歌山市に住む80代の女性の自宅に、息子を名乗る男から電話があり、「風邪をひいて熱がある」、「携帯電話を壊してしまい番号が変わった」、「不倫している女性との間に子どもができ、弁護士費用に400万円必要」などと告げられました。
女性は、実の息子からの電話と信じ、400万円を用意し、和歌山市内の指定された場所に出向いて、弁護士を名乗る女に、現金の入った茶封筒を手渡しました。
その後、実の息子から女性に電話があり、詐欺被害に遭ったことに気が付き、警察に届けました。
和歌山県警では、詐欺事件が相次いでいるとして、電話やSNSで、疑わしい、不確かな情報に接した時は、詐欺を疑い、確認するよう、注意を呼びかけています。県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤルは、0120・508・878です。