【新型コロナ】県内で新たに11人の感染を確認
2021年5月10日 19時04分
福祉・医療

和歌山県はきょう(10日)新たに未就学児から50代までの男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

きょうは新たな重傷者や亡くなった人はいません。

県内の感染者数は、亡くなった人38人を含めは2370人で、入院している人は27人が退院したため230人になりました。

県によりますと新たな感染者のうち既にクラスターの感染が確認されている岩出市の介護付き高齢者施設の職員が新たに感染したことがわかりクラスターは17人になりました。

岩出保健所管内の20代の男子大学生は、成人式に出席するなどのため愛知県に帰省したあと感染がわかりました。

また新宮保健所管内では30代の男性警察官が職務上で接触があったあと感染が確認されました。

県内の地域別の感染者数は和歌山市が7人、岩出、橋本、田辺、新宮がそれぞれ1人となっています。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「県内の感染者数は減っているが油断は許されない状況にある。連休中、県外から来た人も多いので感染のリスクはある。症状が出た場合には早い受診と検査をお願いしたい」と話していて、引き続き京阪神や奈良など感染者が多い地域への不要不急の異動は控えて欲しいと呼びかけています。