北山村の観光筏下り、5月3日から
2025年4月27日 18時30分
社会 イベント

全国唯一の飛び地の村、北山村の観光筏下(いかだくだ)りが、来月(5月)3日から始まります。

観光筏下りは、かつて、山から切り出した木材を運搬する手段だった「筏流し」を、1979年に、北山村が観光用に復活させたものです。

乗船客は、杉の丸太で組んだ全長30メートルの筏に乗り、筏師(いかだし)の竿(さお)さばきだけで、北山川のおよそ5・5キロを1時間10分ほどかけて、下ります。コースには、水しぶきを全身に浴びるほどの急流もあれば、緩やかな流れの中、筏師の話を聞きながら、透き通る水や渓谷美を楽しむひとときもあります。

昨シーズンは、国内外から8200人あまりの乗船客があり、現在の乗船定員となった2006年以降、最多となりました。

北山村の観光筏下りは、5月3日から始まり、5月と6月は、土曜・日曜・祝日のみ、7月から9月までは、木曜を除く毎日、いずれも1日2便ずつ運航されます。乗船は完全予約制となっていて、北山村観光センターのホームぺージから、空席情報の確認や予約を行うことができ、すでに、満席となっている日もあります。