特殊詐欺で新宮市の40歳代の女性が約6700万円の被害
2025年6月2日 18時24分
事件・事故
SNSで知り合った人物からの投資を教えるという言葉を信じて新宮市に住む40歳代の女性が暗号資産や現金など合わせておよそ6700万円を騙し取られる詐欺事件があり、警察では注意を呼び掛けています。
警察によりますと、新宮市に住む40歳代の女性は、先月(5月)5日ごろからSNSで知り合った人物とやり取りを重ねる中で「7月に株が大暴落する。良い投資を教えてあげる」という言葉を信じ、これまでに3回にわたって相手が指定する口座に現金あわせて2050万円を振り込むとともに7回にわたって4700万円相当の暗号資産を相手が指定するアドレスに送信しました。
女性はその後、執拗に入金を迫られたことから不審に思い、インターネットで検索したところ詐欺に気づき、きょう(2日)警察に届け出て被害に遭ったことがわかったものです。
警察では、見知らぬ人から「必ずもうかる」「投資を教える」などといった電話やメール、SNSは危険で、行動する前に和歌山県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル、0120・508・878に連絡するよう呼び掛けています。