橋本市高野口町で火事、焼け跡から遺体
2025年6月3日 18時13分
事件・事故

きょう(3日)昼前、橋本市高野口町で、住宅を全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

きょう午前11時頃、橋本市高野口町名倉(なぐら)の72歳の男性の住宅から火が出ました。火は、およそ2時間後に消し止められましたが、この火事で、鉄骨2階建ての住宅を全焼し、東側の住宅の壁面や雨どいが類焼したほか、北側に隣接する市立高野口小学校の石垣部分が一部焼損しました。

小学校の建物に被害はないということですが、出火当時、火の勢いが強かったことから、児童らは、教員の引率で、いったんグラウンドへ避難し、さらに、安全のため、国道24号をはさんだ紀北自動車学校に避難しました。けが人などはなく、正午過ぎには、児童らは、学校に戻ったということです。

かつらぎ警察署によりますと、焼け跡から見つかった遺体は、性別なども判別できない状態ということです。

また、この住宅に住む72歳の男性と連絡が取れていないということで、警察で、遺体の身元の確認を進めるとともに、出火原因などを詳しく調べています。