高校野球の育成と発展に尽くした指導者を表彰する「育成功労賞」の受賞者に県内から田辺高校野球部の田中格（たなか・かく）監督が選ばれました。

「育成功労賞」は、第８５回全国高校野球選手権記念大会から高校野球の育成と発展に尽くした指導者を日本高校野球連盟と朝日新聞社が表彰していて、今年は、田辺高校野球部の田中格監督ら４９人が受賞します。

田中格監督・５３歳は、田辺高校出身で駒澤大学卒業後、１９９７年から日高高校の副部長、１９９８年から田辺工業の副部長、部長、監督を歴任。

２００５年に母校に赴任して副部長、部長を務めたあと、２０１２年に監督に就任し、選手一人一人との対話を重視したチームづくりをしてきました。

去年春の選抜高校野球大会に２１世紀枠で７６年ぶりに出場し、石川県の強豪でこの大会優勝候補に挙げられていた星稜に２対４で惜しくも敗れました。

田中格監督は、７月１０日の選手権和歌山大会の開会式前に紀三井寺公園野球場で表彰されます。