80代の男性SNS型の特殊詐欺で2200万円だまし取られる/和歌山県警
2025年6月14日 15時41分
事件・事故 社会

和歌山市内の80代の男性が、SNSで知り合った投資会社の為替取引担当を名乗る男らにだまされて投資を始め、合わせて2200万円をだまし取られたことが警察の調べで分かりました。県警は特殊詐欺事件とみて捜査しています。警察によりますと、被害者の男性は去年(2024年)6月、投資担当の男から紹介された女の勧めに応じてFX取引を始め、今年(2025年)4月上旬までの間に投資資金として合わせて1800万円余りをこの女にJR和歌山駅で手渡しました。その後この女と被害者の男性を合わせた口座には2億円あるという話にだまされ被害者の男性は引き出しの手数料名目で400万円近くをだまし取られました。その後女と連絡が取れなくなったことから不審に思った被害者の男性が警察に届け出て被害に遭ったことがわかりました。県警は、SNSを使った投資詐欺やキャッシュカードの情報を聞き出して金をだまし取る従来型の特殊詐欺が依然として絶えないことから重ねて県民に注意を呼びかけています。こうした手口の電話や接触があった場合には事前に県警に相談してほしいと広報しています。県警の相談ダイヤルは24時間開設されています。相談ダイヤルは0120-508-878です。