【県議会】宮﨑知事「新・総合計画の実現に全力」
2025年6月18日 19時34分
社会
和歌山県の宮﨑泉(みやざき・いずみ)知事は、きょう(6月18日)開かれた6月定例県議会で、岸本周平前知事が策定を目指した2040年以降の県のすがたを示す「新・総合計画」の実現に全力を尽くす考えを示しました。
-1.jpg)
新・総合計画では、人口減少社会に対応する持続可能な和歌山づくりをめざすとして、岸本前知事時代に策定に向けた準備がスタートし、県内産業の振興や人手不足の解消、熊野白浜リゾート空港の利用促進や滑走路延長、多様性社会の実現などを目指しています。
きょうの県議会の一般質問で、自民党県議団の佐藤武治(さとう・たけじ)議員が、深刻な人口減少のなかで、産業・医療の振興や、少子化対策などの重要性を指摘した上で改めて宮﨑知事に和歌山の将来像を尋ねたのに対し、宮﨑知事は新・総合計画の実現に引き続き全力を尽くす考えを示し「先の見通しが立ちにくい困難な状況でも、県民が将来に希望を持てるビジョンを描き、実現していくことが、知事である私の使命だ」と決意を示しました。
このほか、きょうの一般質問では無所属の会の林隆一(はやし・りゅういち)議員が県立中学校の学校給食などについて、自民党県議団の鈴木德久(すずき・とくひさ)議員が応急仮設住宅の建設候補地の現状と供給計画などについて、公明党県議団の小川浩樹(おがわ・ひろき)議員が県立高校再編整備などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。
和歌山放送では、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。