県警と求人情報企業が和工で合同授業
2025年6月18日 19時34分
事件・事故 教育

急増する闇バイトに手を染める若者の増加に歯止めをかけるため、和歌山県警察本部の少年課と求人情報サイトなどを運営するディップ株式会社が、きょう(18日)、県立和歌山工業高校で合同授業を行いました。

合同授業の様子

これは闇バイトから高校生の未来を守ろうと県警本部の少年課と求人情報サイト「バイトル」などを運営するディップ株式会社が行ったもので、和歌山工業高校の生徒およそ995人が参加して、ディップ株式会社と少年課、あわせて80分間の授業が行われました。

授業ではディップ株式会社からクイズを交えながら闇バイトの見分け方や正しい求人の探し方などを学びました。

クイズでは生徒らが挙手する場面も

また少年課は闇バイトやSNSなどの危険性について講義し、「もし応募してしまったかもしれないと思ったら、ひとりで悩まず警察に相談してほしい」と呼びかけました。

参加した建築科2年生の石関(いしぜき・)(かな)()さんは、「闇バイトの恐ろしさを感じた。バイトをする時には表の情報だけで決めるのではなく、他の情報を調べたり、周りに相談したうえで決めたい」と話していました。