たんざく展、和歌山ゆかりの美術家によるチャリティー作品展
2025年6月19日 19時02分
社会

和歌山にゆかりのある若手や中堅の美術家によるチャリティー作品展が、和歌山市のギャラリーで開かれています。

作品展の様子

「たんざく展」と題したこの作品展では、七夕(たなばた)に近いこの時期にちなんで絵画や工芸、イラストなどを手掛ける美術家が『短冊サイズ』で表現した作品が集まっています。

作品展の様子

たんざく展実行委員会によりますと、今回で7回目の開催ということで、和歌山県出身か在住、または和歌山とゆかりのある、10代から60代の若手や中堅の美術家88人の作品、およそ140点が展示されています。

実行委員会メンバーで、和歌山県出身の画家、土井久幸(どい・ひさゆき)さんは「若い美術家の発表の場として、また世代を超えて、和歌山の美術家たちが交流する場になればと続けています。若手の皆さんには、自分の作品が売れることを意識してもらい、より良いものを生み出してほしいです」と話していました。

作品は購入することができ、売上の一部は和歌山城公園動物園に寄付されるということです。

「たんざく展」は今月(6月)23日まで、和歌山市広道(ひろみち)の「ギャラリーTB(ティービー)」で開かれています。また、来月(7月)3日からは、田辺市中屋敷町(なかやしきまち)の古民家カフェ「SOUZOU(そうぞう)」でも作品と出会うことができます。