貴志駅の老木「たまちゃんの桜」接木で再生へ
2025年6月19日 19時04分
社会

紀の川市の和歌山電鐵・貴志川(きしがわ)線の貴志(きし)駅ホームにある「たまちゃんの桜」と呼ばれるソメイヨシノの老木を再生しようと、今月(6月)22日、接木(つぎき)に使う、挿木(さしき)用の枝のせん定が行われます。

貴志駅のソメイヨシノは、樹齢が判定できないくらいの老木で、和歌山電鐵は、次世代に、この桜を繋いでいこうと接木で再生することにしました。枝切りでは、和歌山電鐵の小嶋光信(こじま・みつのぶ)社長が、枝をせん定します。

22日は、初代ネコの駅長・たまの命日で、正午から、ニタマ、よんたま、ごたまの3匹のネコの電鐵幹部社員や、たま駅長に県勲公爵(けんくんこうしゃく)・わかやまでナイトの称号を与えた元和歌山県知事の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)さんも臨席し、たま駅長没後10周年の神事も予定されています。