東洋ライスとかつらぎ町が包括連携協定を締結
2025年6月20日 18時23分
経済
社会
金芽米などを手掛けるお米の総合メーカー東洋ライス株式会社とかつらぎ町は、きょう(20日)、包括連携協定を締結しました。

これは、持続可能な農業の実現や住民の健康増進、そして地域社会の発展を図るため締結されたものです。
かつらぎ町と東洋ライスは去年(2024年)4月から、小・中学校の給食に金芽米を提供するなど食の大切さを伝える食育に連携して取り組んできましたが、今回の協定締結により、金芽米製造時に取れる「米の精」を果樹などを栽培する際に有機質肥料として活用するなど、地域農業の振興にも連携の幅を広げます。

協定締結式はきょう、かつらぎ町役場で行われ、かつらぎ町の中阪雅則町長と東洋ライス株式会社の阪本哲生代表取締役副社長がそれぞれ協定書にサインしました。

中阪町長は、「何も無駄にしないという東洋ライスの精神はすばらしい。我々も協力できたら」と挨拶しました。
また、東洋ライスの阪本代表取締役副社長は、「かつらぎ町の生産者の皆様の役に立てることをうれしく思う。町の商業が発展していくようにこの取り組みを広げていけたら」と話していました。