来月10日(木)から行われる第107回全国高校野球選手権和歌山大会の組み合わせ抽選会が、きょう(20日)、和歌山市内で行われ、参加35チームの初戦の対戦相手が決まりました。組み合わせ抽選会は、きょう(20日)午後1時過ぎから、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で、参加35チームの部長・キャプテンらが参加して行われました。まず、春の近畿大会和歌山県予選で勝ち残った、智弁和歌山、星林、日高、初芝橋本のシード校4校のゾーン分け抽選を行ったあと、残る31チームが、抽選を行いました。その結果、大会2日目、来月11日の午前9時から行われる開幕試合は、和歌山北と和歌山工業で行われます。続く第2試合は、近大新宮と田辺が対戦します。春の近畿大会和歌山県予選で優勝した智弁和歌山は、来月15日、大会6日目の第2試合で、有田中央・貴志川・和歌山南陵の連合チームと、準優勝の星林は、来月12日・大会3日目の第2試合で和歌山東と、また、日髙は、来月15日・大会6日目の第1試合で和歌山商業と、初芝橋本は、来月14日・大会5日目の第2試合で、向陽と対戦します。去年の大会の優勝校・智弁和歌山の山田希翔(やまだ・まれと)主将は、「どの相手が来ても、やることは変わらない。自分たちの野球をやって、和歌山大会で優勝し、センバツで取り切れなかった日本一を目指したい」と話し、18年ぶりシード校の星林の田中代地(たなか・たいち)主将は「緊張や不安もあるが、まずはベスト4を目指し、達成出来たら、優勝して甲子園に行きたい」と述べました。3年ぶりにシード校になった日高の湯川慎介(ゆかわ・しんすけ)主将は、「チームとして初戦が大事だ。初戦に良い結果が出るように準備したい」と意気込みを話しました。さらに、7年ぶりシード校の初芝橋本の猪又和哉(いのまた・かずや)主将は「どんな相手でも、全力で戦うだけだ。全員で一丸となって必ず甲子園に出たい」と抱負を述べました。また、選手宣誓は、16チームの主将が立候補し、抽選の結果、日高の湯川慎介(ゆかわ・しんすけ)主将が選ばれました。湯川主将は、「何となく宣誓になるような気がした。今年は野球部の創部101年目のスタートなので、それについて話したい」と抱負を述べました。第107全国高校野球選手権和歌山大会は、来月10日に開会式のみを行い、翌11日から27日まで、公立高校の終業式の来月18日と、準決勝、決勝の前日の休養日をのぞく日程で全34試合を行います。和歌山放送では、全試合を、和歌山市の 紀三井寺公園野球場からラジオで実況中継します。
