万博で「和歌山県産日本酒セミナー&利き酒体験」開催
2025年6月24日 18時08分
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大阪・夢洲で開催されている大阪・関西万博の会場内にある大阪ヘルスケアパビリオンのデモキッチンエリアで、きょう(24日)、和歌山県産の日本酒セミナーと利き酒体験が行われました。

これは、関西2府4県の酒造家をゲストに招いて、関西のお酒の魅力をセミナー形式で伝えようと大阪国税局の主催で行われているもので、和歌山県からは、きょうは日本酒、あす(25日)は、梅酒の造り手が登壇します。
きょう行われた日本酒のセミナーでは、名手酒造店(なてしゅぞうてん)の杜氏(とうじ)・岡井勝彦(おかい・かつひこ)さんが登壇し、日本酒の製造工程や和歌山県産の日本酒の特徴について参加者に向けて説明しました。

また、実際にもろみから加水調整前の原酒を作る工程を本来の1万分の1のスケールで再現したり、タイプの違う日本酒3種類の利き酒体験も行われました。
講師を務めた岡井さんは、「和歌山のお酒の全体的な特徴と言えば、食中酒として楽しめる、しっかりした味わいのものが多いことです。和歌山には日本酒のイメージがないので、こういう美味しいお酒があることをアピールしたいです」と意気込んでいました。
三重から訪れたという夫婦は、「お酒が好きなのでセミナーに参加しました。三段仕込みなど、複雑な工程を経て、手間暇をかけて作られていることを知り、これからは味わい方が変わると思います。感謝の気持ちを込めていただきたいという想いが増しました」と話していました。
あすは、和歌山県産梅酒に関するセミナーがきょうと同じ会場で行われます。時間は、午前11時半、午後2時、午後4時、午後6時からの4部制で、参加費は無料ですが、当日配布されるチケットが必要です。