高校生で初舞台へ、女子800メートルの久保凛
2025年6月24日 18時34分
スポーツ
串本町出身で、東大阪大学敬愛(けいあい)高校3年の久保凛(くぼ・りん)選手は、初の世界選手権出場へ、着実に成長を遂げています。
女子800メートルで去年(2024年)、19年ぶりに日本記録を塗り替えた久保選手は、シニアの代表デビューとなった先月(5月)のアジア選手権で2位となり、「1位を取りたかったので悔しいが、チャレンジすることはできた」と話し、収穫も手にしました。
高校2年だった去年は、6月に日本選手権を初制覇し、7月に日本勢で初めて2分の壁を突破、ただ、8月のU20世界選手権で6位に終わる悔しさも味わい、今年9月の世界選手権・東京大会出場への思いを強めました。
冬場の練習内容は、去年から大きく変わらない中でも「ジョグのペースが自然と1キロ10秒ぐらい速くなった」と地道な積み上げによるベースアップを実感しています。