特殊詐欺被害防止を訴えるバス 運行前にお披露目
2025年6月25日 18時21分
社会
増加する特殊詐欺を未然に防止しようと、和歌山県警が開設している特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル、ちょっと確認電話を掲示したラッピングバスが運行されることになり、きょう(25日)、お披露目されました。

これは和歌山市に本社を置く和歌山バスが和歌山市や海南市で運行する路線バスの車体側面に、ちょっと確認電話の番号を掲示することで、より広く県民に知ってもらおうと運行されるものです。
黄色を基調としたラッピングバスにはちょっと確認電話の番号のほか、「その話、サギじゃない?」と詐欺への注意を呼び掛けるメッセージなどがデザインされています。

犯罪抑止総合対策室の岡山喜美憲室長は、「県民の皆様を詐欺被害から守る幸せのバスということで幸せの意味合いのある黄色を基調としたバスにした。詐欺は誰かに確認することで防ぐことができることもあるため、少しでもおかしいと思う請求があれば、ぜひちょっと確認電話にかけていただければ」と話していました。

ラッピングバスはあす(26日)から来年(2026年)3月末まで運行される予定で、県警ではバスを見かけたら「#見かけたらラッキーバス」をつけてSNSに写真を投稿してほしいと呼びかけています。
特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル、ちょっと確認電話は、0120・508・878、「これはわなや」です。