東洋ライス、 米ぬかの有機肥料「米の精」かつらぎ町に贈る
2025年6月25日 18時20分
社会
金芽米や精米機など米に関する事業に取り組む東洋ライスは、かつらぎ町と包括連携協定を結んだことを受け、米ぬかの有機肥料「米の精(こめのせい)」を
きょう(25日)かつらぎ町に贈りました。

「米の精」は、金芽米の製造過程で排出される肌ぬかをリサイクルした有機肥料で環境負荷軽減と循環型社会の実現に貢献するものとして注目されています。
きょう(25日)納品されたのは400の袋に詰められた6トンで、かつらぎ町の倉庫に運び込まれました。これらは、かつらぎ町にある道の駅くしがきの里に桃や柿などを納品する生産者にあす(6月26日)から提供されることになっています。
自らもかんきつ栽培を行い、道の駅くしがきの里を運営する西岡宏倫(にしおか・ひろのり)さんは、「米ぬかの成分の有機肥料を活用して品質の良い農作物をつくり、地元農産物の価値を高めたい」と効果に期待を寄せています。

東洋ライスでは、かつらぎ町に年間合わせて30トンの有機肥料「米の精」を贈ることにしているほか、農業振興や食育などの連携を深めていくことにしています。