県北部で局地的に大雨、JR和歌山線が一部区間で運転見合わせ(26日19時15分現在)
2025年6月26日 19時29分
災害・防災 交通

きょう(26日)午後、和歌山県北部などで、局地的に大雨となり、JR和歌山線が、一部区間で運転を見合わせるなどの影響が出ています。

アメダスの観測で、かつらぎ町で、きょう午後3時すぎまでの1時間に、34ミリの激しい雨が降り、和歌山市で17ミリ、葛城山で16・5ミリの強い雨を観測、奈良県北部でも雨脚が強まっています。

これらの影響で、JR和歌山線では、午後1時前から、紀の川市の粉河(こかわ)と奈良県の高田(たかだ)間などで運転を見合わせ、普通列車が、和歌山・粉河間で折り返し運転を行うなどダイヤが乱れています。また、近鉄線や南海線での振り替え輸送も行われています。

JR西日本によりますと、和歌山線の橋本・粉河間では、夕方になって、雨がやんできたため、係員による線路の点検などが行われ、午後7時15分に運転が再開されました。橋本・高田間の運転再開は、午後10時頃を見込んでいます。

和歌山地方気象台によりますと、前線が、近畿地方をゆっくり南下していて、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、和歌山県では、大気の状態が非常に不安定となっているため、今夜遅くにかけて、局地的に、大雨になるところがあるとして、注意を呼びかけています。