1万人が記す「夢」、大阪・関西万博へ
2025年6月27日 17時55分
歴史・文化 教育 イベント

かつらぎ町できょう(27日)大阪・関西万博での展示を予定している大型オブジェ「利他の蓮華」に小中学生が夢や願いを記した和紙を張り付けるイベントが開かれました。


これは東京大学先端科学技術研究センターや金剛峯寺、それに和歌山県内の  小中学校などによる連携企画で、児童や生徒およそ1万人分を貼り、来月26日からイタリア館などで公開します。
きょうのイベントには児童生徒らおよそ500人が参加し、「平和」とか「笑」などと書かれたおよそ1000枚の和紙をオブジェの台座に丁寧に張り付け、            完成に近づけました。来月(7月)7日に完成式が開かれたあとに万博会場で展示されます。センターの神崎亮平(かんざき・りょうへい)シニアリサーチフェローは「自分だけでなく、他人のことも大切だと感じながら制作し、利他の心を世界に発信してほしい」と話しています。