パンダ4頭が中国・成都の繁殖研究施設で隔離検疫
2025年6月29日 18時22分
社会
白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されていたジャイアントパンダ4頭すべてが、日本時間の昨夜(28日)、チャーター機で、中国の成都双流(せいと・そうりゅう)国際空港に到着、その後、繁殖研究施設の隔離検疫施設に向かい、検疫期間に入りました。
アドベンチャーワールドによりますと、今回、4頭が安全に帰国できる準備として、専用の航空輸送ケージが用意され、パンダたちがケージ内でも落ち着いて過ごせるよう、自由に動ける空間と、食事や休息がとれる環境に配慮し、機内温度も18度から20度に保たれるよう調整が行われました。
また、事前に、中国から経験豊富な飼育管理スタッフや獣医師を迎え、飼育活動に参加してもらうとともに、輸送便には、日中両国の飼育専門家が同乗し、輸送中も万全を期したといいます。
また、繁殖研究施設では、パンダたちが安心して隔離期間を過ごし、新しい環境に少しずつ慣れていけるよう、全力でサポートされているということです。