特殊詐欺・SNS型詐欺の被害総額、ことしに入っておよそ8億円
2025年6月30日 17時45分
事件・事故

和歌山県警察は、ことし(2025年)1月から先月(5月)にかけて県内で起きた特殊詐欺およびSNSを利用した投資・ロマンス詐欺の認知状況を発表し、被害総額がおよそ7億9700万円に上ったと明らかにしました。

県警生活安全企画課のまとめによりますと、県内のことし1月から5月までの特殊詐欺の認知件数は77件、被害総額はおよそ5億1800万円となっていて、去年の同じ時期より3億950万円ほど増えました。

内訳はオレオレ詐欺が43件と最も多く、架空料金請求詐欺が15件、預貯金詐欺が7件となっています。

またSNSを利用した投資詐欺が23件、ロマンス詐欺が13件発生していて、被害額は合計でおよそ2億7900万円となっています。

一方、県警が開設するちょっと確認電話や金融機関やコンビニでの水際阻止など、今年に入ってから詐欺の阻止件数はあわせて208件となっています。

県警では今後も見知らぬ人からの「必ずもうかる」などといった不審な電話やメールがあれば行動する前に特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル0120-508-878に相談するよう呼び掛けています。