ことし(2025年)の和歌山県路線価公表
2025年7月1日 16時30分
経済 社会

相続税や贈与税の算定基準となる、ことし(2025年)の路線価が発表されました。和歌山県内7つの税務署管内の最高路線価は、田辺()で上昇、和歌山・御坊()粉河()で横ばい、海南()新宮()湯浅()で下落しました。

路線価はことし1月1日現在の地価公示価格や、売買実績例、不動産鑑定士の鑑定評価額などを参考に国税庁が発表しています。

1平方メートルあたりの路線価は、和歌山税務署管内では、和歌山市友田町()5丁目のJR和歌山駅前で、去年(2024年)と同じく37万円でした。

田辺税務署管内では、田辺市新万()で、路線価は去年より2千円上昇し9万6千円でした。

一方、御坊と粉河の税務署管内も横ばいとなりましたが、海南税務署管内にある海南市名高()の国道370号は、去年より1・4パーセント、額にして1000円下落し、1平方メートルあたり7万1千円でした。

近畿2府4県の平均は、大阪が4・4%、京都が3・7%、兵庫が2%、滋賀が0・5%それぞれ上昇した一方、奈良が1%、和歌山が0・7%の下落となり、和歌山は33年連続の下落となりました。