和歌山県の山間部などで局地的に非常に激しい雨、夜まで注意を
2025年7月3日 17時30分
災害・防災

和歌山県では、きょう(3日)午後、中部の山間部などで、局地的に非常に激しい雨が降っています。

自治体などが設置した雨量計で、有田川町では午後3時までの1時間に71ミリ、田辺市龍神村で午後2時半までの1時間に62ミリなどの非常に激しい雨が降り、アメダスの観測でも、午後2時前までの1時間に、田辺市栗栖川で40ミリ、田辺市龍神で35ミリ、午後4時半すぎまでの1時間に高野山で31ミリの激しい雨が降りました。

和歌山地方気象台によりますと、和歌山県には、太平洋高気圧の縁をまわる
暖かく湿った空気が流れ込んでおり、上空の寒気や日中の気温の上昇の影響も加わって、大気の状態が非常に不安定となっています。

気象台では、今夜遅くにかけ、局地的に雷雲が発達するおそれがあるとして、竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨に注意を呼びかけています。今夜にかけて予想される時間雨量は、県内の多い所で50ミリに達する見込みということです。