下里水路観測所、レーザー測距公開実演、7月19日に
2025年7月6日 14時24分
教育 イベント

那智勝浦町にある第五管区海上保安部の下里(しもさと)水路観測所で、今月(7月)19日、観測施設の公開と人工衛星レーザー測距(そっきょ)観測の実演が行われます。これは、7月、海の月間にちなんで、実施されるものです。

下里水路観測所は、1954年、船舶の航行に必要な情報を収集するために設立された海上保安庁で唯一の水路観測所で、かつては、地磁気観測や天体観測を行っていましたが、1982年からは、レーザー光を用いて人工衛星までの距離を計測する「人工衛星レーザー測距観測」を実施しています。

今月19日は、那智勝浦町下里(しもさと)にある下里水路観測所で、海上保安庁や観測所の業務の紹介のほか、観測所施設の公開と人工衛星レーザー測距観測の実演が行われます。

見学は、午後3時から4時半まで昼の部と、午後7時から9時までの夜の部の2部制で、それぞれ20人の定員で参加者を募集しています。希望者は、電話またはメールでの申し込みが必要で、あす(7日)から先着順で受付けられます。受付期間は、今月16日までですが、定員になり次第締め切られます。なお、夜の部については、高校生以下の参加は保護者の同伴を求めています。

詳しいことや過去の施設公開の様子などは、ホームページに掲載されています。