関西広域連合議会臨時会・地方分権推進や観光推進策ただす
2025年7月7日 10時01分
政治

関西圏の課題解決に連携して取り組む関西広域連合で、7月5日、7月臨時議会が開かれ、観光振興のため休日を拡散して平準化することについて質問があり、広域連合で外国人観光客誘致などに取り組みながら、引き続き検討していくことを明らかにしました。

広域連合議会で質問する玄素議員

これは、広域連合議員を務める和歌山県議会・自民党県議団所属の玄素彰人(げんそ・あきひと)議員の質問に対し、広域連合の理事者が明らかにしました。


玄素議員は「休日の観光地の混雑緩和で観光にいけない家庭がある」と指摘し、平日に休みを取りゆっくり観光できることが観光振興につながるという愛知県の取り組みを紹介し、広域連合の姿勢を質しました。

答弁する滋賀県知事の三日月広域連合長

これについて広域連合の担当者は、働き方などなの課題があるものの、平日の観光客誘致のため外国人観光客の誘致を進めていることや、観光地などに滞在して仕事をするワーケーション、出張を機会にした観光の振興などを検討していくことを明らかにしました。

また玄素議員は、地方分権の推進が重要であるとの視点から関西広域連合の取り組みを質問し、地方分権推進の取り組みを強化して欲しいと要望しました。

このほか、この日の連合議会では、亡くなった和歌山県の岸本周平知事を悼み全員で黙とうが捧げたほか、後任の委員に就任した和歌山県の宮﨑泉知事が挨拶しました。