紀の川市の40代の女性がO・157に感染
2025年7月8日 18時17分
福祉・医療
和歌山県はきょう(8日)、紀の川市に住む40代の女性が、腸管出血性大腸菌O・157(オー・イチゴーナナ)に感染したことを明らかにしました。
それによりますと、女性は、先月(6月)27日に腹痛や下痢などの症状が出て、29日には便に血が混じっていたことから、医療機関を受診しました。そして、医療機関で調べたところ、患者の便から腸管出血性大腸菌O・157とベロ毒素が検出され、感染がわかりました。女性は、快方に向かっているということです。
医療機関から届けを受け、岩出保健所が、患者の女性に対し、十分な手洗いなど、二次感染予防の指導を行うとともに、感染源などを調べています。
県内で今年(2025年)、O・157など腸管出血性大腸菌に感染した人は、無症状保菌者を含め、9人になりました。
県では、腸管出血性大腸菌感染症は、年間を通じて発生する感染症だとして、下痢や発熱などの症状があるときは、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。