万博・ポルトガルと和歌山のコラボイベント開催
2025年7月8日 18時19分
社会
イベント
大阪・夢洲で開催されている大阪・関西万博の会場内にあるポルトガル共和国館で、きょう(8日)、ポルトガル共和国と和歌山県の特別共催イベント「農業と森の文化、ポルトガルと和歌山の対話」が行われました。

イベントでは、2つの地域の繋がりを感じられるパネル展示や木製ガードレールの展示に加え、世界農業遺産に認定されている「みなべ・田辺の梅システム」の紹介が行われたほか、ポルトガルワインと和歌山の梅酒を通じた交流を図ろうと、先着1000人に、それぞれのお酒の試飲が行われました。

セレモニーに登壇したポルトガル共和国パビリオンのBernardo Amaral(ベルナルド・アマラル)館長は、「ポルトガルと和歌山県は、自然に対する愛など共有するものがとても多いと思います。この場所を使って、共有しているものを皆さんにお披露目できるというのは、とても嬉しいことです」と挨拶しました。

和歌山県万博推進課の中瀬雅夫(なかせ・まさお)さんは、「ポルトガルにも巡礼道があると聞いているので、日本に滞在中にポルトガルの皆さんにも和歌山にある巡礼道・熊野古道にお越しいただきたいです。今回のイベントを契機に、和歌山とポルトガルの交流に繋げていきたいと思っています」と意気込んでいました。

和歌山の梅酒とポルトガルワインを試飲した大阪から来たという男性は、「飲むシチュエーションが違う梅酒とワインを飲み比べできる楽しいイベントでした。普段梅酒を飲み比べることがなく、今回のイベントで好きな銘柄も見つけられたので、家でも飲みたいと思います」と話していました。
