SNS型投資詐欺・1500万円だまし取られる
2025年7月10日 18時52分
事件・事故
社会
ことし(2025年)4月から6月にかけて、和歌山市内の80代の男性が、SNSでつながった相手から持ちかけられた投資話を信じて、現金あわせて1500万円を振り込み、だまし取られる詐欺事件があり、和歌山北警察署が捜査するとともに、安易な投資話にだまされないよう、県民に警戒を呼びかけています。
警察によりますと、被害に遭った80代の男性は、ことし4月6日、SNSで友達に追加した相手から「株主投資の話なら何でも相談に乗ります」などとメッセージで持ちかけられ、グループメールを紹介されました。男性はこのグループ内で飛び交っていた「すごい儲かった」などの書き込みを信用し、相手側に指定された口座へ、15回にわたって株の購入代金としてあわせて1500万円を振り込みました。
画面上では利益が出ているように表示されていましたが、相手側はさらに現金を振り込むよう指示を求め続け、金融機関側から制限がかかり、入金が止められたため、家族が詐欺被害を疑い、和歌山北警察に通報して詐欺被害がわかったものです。
警察では、見知らぬ人物からSNSで「必ず儲かる」などと呼びかけられても、絶対に鵜呑みにせず、特殊詐欺を疑って、和歌山県警が開設している、特殊詐欺被害防止専用の「ちょっと確認電話」に相談するよう呼びかけています。電話番号は、フリーダイヤル0120(508)878「これは、わなや」と覚えて下さい。