「育成功労賞」受賞の田辺高・田中監督を表彰
2025年7月10日 18時55分
教育
スポーツ
高校野球の育成と発展に尽くした指導者を讃える「育成功労賞」を受賞した田辺高校野球部の田中格(たなか・かく)監督53歳がきょう(10日)、和歌山市の紀三井寺公園野球場で、高校野球和歌山大会の開会式の前に表彰されました。

「育成功労賞」は、第85回全国国高校高校野球選手権記念大会から高校野球の育成と発展に尽くした指導者を高野連と朝日新聞社が表彰しているもので、今年は全国で49人が受賞しました。
このうち、田中監督は、田辺高校出身で、駒澤大学を卒業後、1997年から県内の高校で野球部の副部長や部長、監督などを歴任、2005年に母校、田辺高校に赴任し、副部長、部長を務めたあと、2012年から監督をつとめています。そして、選手一人一人との対話を重視したチームづくりを行い、去年(2024年)春の選抜高校野球大会に、21世紀枠で76年ぶりの出場につなげました。