夏の高校野球和歌山大会開会式
2025年7月10日 18時57分
教育 スポーツ

第107回全国高校野球選手権和歌山大会の開会式が、きょう(10日)、和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われ、甲子園をめざす球児たちの夏が始まりました。

開会式は、きょう午前11時から行われ、まず、去年(2024年)の優勝校、智辯学園和歌山高校を先頭に参加39校35チームの選手が入場し、グラウンドに整列しました。

優勝旗の返還に続き、県高野連の西上嘉人(にしがみ・よしと)会長が「紀三井寺球場が1965年に完成して、60年の節目を迎えるが、チームとしてのまとまりや、関係者や地域の人達への感謝を大切にして、和歌山のアマチュア野球のメイン球場、紀三井寺公園野球場で人々に感動を与えられる人になれるよう頑張ってほしい」と激励しました。

そして、県立日高高校の湯川慎介(ゆかわ・しんすけ)主将が「先輩方が積み上げてきた高校野球の歴史と私たちの野球に関わってくださったすべての人たちに感謝をし、全力でプレーし、全国で一番熱い戦いにすることを誓います」と力強く選手宣誓しました。

なお、きょうは開会式だけで、試合は、あす(11日)から始まります。

あすは午前9時から、和歌山北 対 和歌山工業と近大新宮 対 田辺、それに、那賀 対 紀北農芸・笠田連合チームの1回戦3試合が予定されています。

大会は、概ね1日3試合ずつ行われ、日程が順調に進めば、23日にベスト4が出揃い、25日に準決勝、27日には決勝が行われ、和歌山県代表校が決まります。

和歌山放送ラジオでは、今年も、すべての試合を実況でお伝えします。