御浜町で死亡の高速バス運転手を書類送検/三重県警
2025年7月11日 17時38分
社会
交通
三重県御浜町で夜行バスが国道わきの防風林に突っ込み、運転手が死亡、乗客17人が重軽傷と診断させれた事故で、死亡した57才の運転手について三重県警は容疑者死亡のまま書類送検しました。送検の容疑は今年3月22日午後8時半ごろ、三重県御浜町の国道42号で那智勝浦町から、さいたま市に向かっていた西武観光バスの運転手が、体調不良を自覚した状態でバスを運転し、事故を起こして乗客にけがをさせた疑いです。運転手の死因はその後の調べで心臓の疾患でした。捜査関係者によりますと、バスのドライブレコーダーには、運転中にハンドルにもたれかかるような姿になり、体調不良がうかがえる様子が写っていました。県警は運転の回避義務を怠ったと判断しました。警察の調べに対し、運行会社は亡くなった運転手は健康診断で異常がなかったと説明していたということです。