白浜町沖の田辺湾でダイビングの中の男性死亡
2025年7月13日 18時00分
事件・事故
きょう(13日)昼前、白浜町沖の田辺湾で、ダイビング中に男性1人が心肺停止となり、病院に搬送されましたが、死亡しました。
きょう午前11時すぎ、白浜町のダイビングショップのスタッフから、ダイビング中に男性1人が心肺停止になったため、小型船に引き上げ、蘇生措置を行いながら、浜に急行していると118番通報がありました。このため、田辺海上保安部が、巡視船を現場に向かわせるなどし、男性を救急隊に引き継いで、町内の病院に搬送しましたが、まもなく、死亡が確認されました。
調べによりますと、死亡したのは、大阪市内のダイビングショップに所属する39歳の男性インストラクターです。きょう午前10時頃から、ダイビング客2人とダイビング中でしたが、客2人が船に上がったあと、男性が上がって来なかったため、不審に思った、ほかのインストラクターが海中を捜索し、水深30メートルの海底に横たわっているのを見つけました。発見時、男性に意識はなく、心肺停止状態だったということです。田辺海上保安部で事故の原因などを詳しく調べています。
船には、死亡した男性を含むインストラクター3人とダイビング客11人が乗っていました。
現場海域は、白浜町の沖およそ1・1キロの田辺湾で、事故当時、現場の天候は晴れで、北の風3メートル、波の高さは30センチ、うねりはなく、視界は良好で、気温は34度、水温は27度でした。