「新たなパンダの貸与を」日中友好協会県連、領事館を訪問へ/和歌山
2025年7月14日 19時00分
社会
白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」のジャイアントパンダ4頭が帰国した中、日本中国友好協会和歌山県連合会は、中国の習近平(しゅう・きんぺい)主席宛てにパンダを新たに貸与できないかを聴くため、今月23日に領事館を訪れることになりました。

奥村明春(おくむら・あけはる)会長と橋本武一(はしもと・たけんど)理事長の連名で「日中友好の懸け橋となるパンダの貸与についてのお願い」と題して、習主席と薛剣(せつけん)・駐大阪総領事に宛てて文書を送りました。
返還については、「約束ですから仕方ありません」とした上で「無理を承知でお願いするのですが、ある時期を見計らって、新たな貸与を申し出たいと思い、お願いする次第です」としています。
日中友好協会県連の石田文雄(いしだ・ふみお)事務局長は、「領事に日程調整してもらい、7月23日に会いましょうということになった。パンダの貸与について、日中友好の懸け橋としてのパンダの役割がある。是非、もう一度、日本に貸与していただきたい」と話しました。
日中友好協会県連合会では、パンダが再び日本に貸与されることを望む署名活動を行っていて、7月23日にも、この日までに集まった署名を持っていくことにしています。