熊野速玉大社で扇立祭、14日に
2025年7月15日 14時15分
社会

新宮市の世界遺産、熊野速玉大社できのう(14日)、神前に檜扇を立てて、
無病息災や五穀豊穣などを願う「扇立祭(おうぎたてまつり)」が行われました。

檜扇が飾られた熊野速玉大社の拝殿(14日)

時折り、雷を伴って、強い雨が降る中、大社では、午後5時頃から神事が行われ、神前で檜扇が開帳されました。

上野顕(うえの・あきら)宮司は、「晴れていれば、それぞれの社殿に扇を飾るが、きょうは拝殿に集めている。一目で全部を見られるので、これはこれで良いと思う」と話しました。

近くに住む40代の女性は、「天気が悪いのは残念だが、めったに見られない光景なのがうれしい」と話し、市内の30代の女性は、「子どもたちも楽しみにしていたんですが、この天気て、浴衣を着せてあげられなかったのが残念です」と話していました。