【参院選】選挙公報に各候補者の訴えを掲載
2025年7月16日 17時19分
政治

和歌山県選挙管理委員会は、参議院選挙・和歌山選挙区の立候補者7人の政権や政策などを掲載した選挙公報を作成し、新聞の折り込みや、期日前投票所などで配布しているほか、県選挙管理委員会のウェブサイトにも掲載しています。選挙公報は、候補者から提出された政権や政策などを、くじの順番でそのまま掲載しているものです。

掲載順に、参政党の新人・林元政子()候補は、「日本人(ファースト 参政党これ以上、日本()を壊すな!」という見出しとともに、“3つの柱”として「日本人を豊かにする」「日本人を護り抜く」「日本人を()む」というスローガンを掲げて、減税と社会保険料削減、行き過ぎた外国人受け入れへの反対、食糧自給率100%、子ども一人につき月10万円、ゼロからの憲法づくりなどの実現を訴えています。

共産党の新人・前久()候補は「物価高対策でもっとも効果的!消費税廃止めざし いますぐ5%に インボイス廃止」と訴えているほか、中小企業の賃上げの直接支援や、最低賃金をいますぐ1500円に、アメリカいいなりの大軍拡ストップと憲法9条活かした平和の外交を、コメ増産への切り替え、医療・介護への緊急支援、選択的夫婦別姓と同性婚の早期実現などを公約に掲げて支持を求めています。

無所属の新人・望月良男()候補は「~目的を見つけよ、手段はついてくる~」と見出しでアピールし、市議会議員や市長の経験を活かして地域社会の課題を国家の課題ととらえ、第一次産業の振興や、成長産業での雇用創出、 合成燃料の実験基地誘致などの地域産業の構造転換、AIなどを活用した教育環境の再編成、子育て支援、医療体制の充実、命を守る防災減災対策などを公約に掲げています。

自民党の新人・二階伸康()候補は「声をカタチにする即戦力」と見出しで訴え、ガソリン暫定税率の早期廃止や、子育て・働き盛り世代への支援強化、紀伊半島強靱化、持続可能で安心安全な医療体制の構築、食料安全保障と海外輸出促進、観光産業の拡大による成長産業の開拓と企業誘致によるゆたかな和歌山づくり、白浜でのパンダ繁殖研究の再開などを公約に掲げています。

無所属の新人・末吉亜矢()候補は「挑戦!前へ。」とスローガンを掲げ、経済の安定、安心な福祉、和歌山の活力を柱に、企業誘致や中小起業支援、商店街活性化、介護保育士の待遇改善、在宅介護支援・地域見守り強化、災害に強いまちづくり、一次産業の振興、空き家・所有者不明土地への対策などを公約に掲げ、支持を訴えています。

NHK党の新人・本間奈々()候補は「トランプ大統領の移民政策に賛成する党です。外国人への生活保護を廃止!不法移民は直ちに国外追放!」と見出しで訴えているほか、「全ての国民はNHK受信料を支払わなくて大丈夫です。NHK受信料の支払いは任意であり、国民の義務ではありません。NHK党は年金受給者のNHK受信料を無料にします!」などと訴えています。

日本()維新の会の新人・浦平美博()候補は「今の延長線上にこの国の未来はない。その原動力は怒りです。維新は、有限実行力」と見出しでアピールし、社会保険料を下げる改革、統治機構改革、教育の無償化と質の向上、外交・安全保障、稼げる和歌山の実現、JR和歌山駅の高架化をと訴えているほか、「私に本気で裏金の追求をさせてください」「失われている政治家の信頼を取り戻させてください」とも訴えています。