【参院選】共産の小池書記局長と立憲の藤原代議士が共同で応援演説/和歌山県
2025年7月16日 11時15分
政治

参議院選挙・和歌山選挙区に立候補している共産党の公認候補を応援するため、けさ(7月16日)南海和歌山市駅前で、共産党の小池晃(こいけ・あきら)()書記局長と、立憲民主党の藤原規眞()(ふじわら・のりまさ)衆議院議員が、共同で街頭演説を繰り広げました。

街頭演説で共産党候補の支持を訴える共産党の小池書記局長(右)と立憲民主党の藤原衆議院議員(左)(7月16日・南海和歌山市駅前)

小池書記局長は「石破総理は2万円給付と言っているが、配るお金があるのなら、税金を取らなければいい。一番効果的なのは消費税の減税だ」「コメの高騰も、減反を推し進めてきた自民党の政治が原因だ。農家への価格補償や所得補償でしっかり支えるべきだ」などと政府与党を強く批判しました。

また、立憲民主党の藤原衆議院議員は「物価高騰やコメの不足を外国人のせいだと主張し、差別や分断をあおる政党や候補者が現れているが、とんでもない。このような状況を放置し続けてきた自公政権の失政のせいだ」と厳しく指摘しました。

その上で藤原議員は、立憲民主党と日本()維新の会双方の党本部が協議の末、和歌山県では立憲の候補予定者を取り下げた経緯に不満を示し「事もあろうに、維新の候補者が体罰教師とあっては、立憲の党員や支持者にどう申し開きをするのか。県連は自主投票を決めたが、そうであれば、我々と考え方の近い共産党の候補者を応援するのが立憲の筋道ではないか。私の選挙区の愛知10区では野党共闘がうまく機能し、共産党からも応援してもらっている、選挙の礼は選挙で返す」と訴えました。