未明から午前中にかけ大雨/和歌山
2025年7月17日 15時00分
災害・防災

暖かく湿った空気の影響で、和歌山県では、おととい(15日)夜から断続的に強い雨が降っていますが、きょう(17日)未明から午前中にかけ、局地的に激しい雨が降りました。そして、県北部では、きょう未明から今朝にかけ、一時、大雨や洪水警報が発表されるなどし、湯浅町や和歌山市などでは、時間雨量60ミリ前後の非常に激しい雨が降りました。

アメダスの観測で、おととい(15日)夜の降り始めから、きょう午後2時までの総雨量は、古座川町西川で180ミリ、白浜町日置川で174ミリ、和歌山で156ミリ、湯浅で152ミリ、田辺市本宮で151・5ミリ、田辺市龍神で151ミリなどとなっています。

激しい雨の影響で、JR紀勢線では、和歌山と紀伊田辺の間で、きょう午前6時頃から正午過ぎまで運転を見合わせました。また、南海電鉄でも、きょう午前6時前からの府県境付近での激しい雨の影響で、和歌山市とみさき公園の間で一時運転を見合わせました。これにより、JR・南海ともダイヤが乱れました。

また、気象警報が発表された影響で、県内の幼稚園や小中高校、特別支援学校では臨時休校や自宅待機となったところがありました。

午後2時現在、県内で雨脚が強まっているところはありませんが、和歌山地方気象台では、引き続きあす(18日)の朝にかけて、大気の状態が不安定になるとして、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意を呼びかけています。