SNS型投資詐欺被害相次ぐ、県警が注意呼びかけ/和歌山
2025年7月17日 16時06分
事件・事故
橋本市内の60代の男性は現金1000万円を、和歌山市内の50代の男性は340万円相当の暗号資産を、それぞれSNS絡みの投資勧誘により、だまし取られたことがわかりました。橋本警察署や和歌山西警察署が、SNS型投資詐欺事件として捜査するとともに、同じような手口の詐欺事件が多発しているとして、広く注意を呼びかけています。
橋本市内の男性は、SNS動画の投資広告を見て、資料を請求したことをきっかけに、株取引に関するメッセージが届くようになり、自動で、利益が出る株銘柄を選んで購入してくれるAIアプリを紹介され、アプリ上で利益が出ていることが確認されたことから、言われるままに、現金を振り込み続け、あわせて1000万円を騙し取られました。
一方、和歌山市内の男性は、フォローしていた人物のSNSアカウントから、「フォロワー100人に、高配当株情報をシェアする」などとアプリグループを紹介され、購入しておけば利益が出ると、上場予定の暗号資産を勧められ、言われるままに、340万円分ほどの暗号資産を購入、送金し、騙し取られました。
警察では、「必ず儲かる」や「投資の仕方を教える」などと、SNSなどを通じて投資を勧誘された時は、詐欺を疑い、確認するよう、注意を呼びかけています。県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤルは、0120・508・878です。「これはわなや」と覚えて活用してください。