きょうは「土用の丑の日」有田市のうなぎ専門店に客の長い列
2025年7月19日 13時03分
社会

土用の丑の日のきょう(19日)、和歌山県内のうなぎ専門店の中には、朝からうなぎを買い求める長い列ができる店もありました。有田市宮原町のうなぎ専門店「川口水産」の本社前に設けられた特設の売り場では、午前8時すぎから、焼きたてのうなぎが1尾税込み2800円でたれや山椒などととともに販売されていて、炭火焼きで香ばしい煙が立ち込める中、買い物客が長い列を作っていました。

特設売り場には長い列ができた(有田市 川口水産で)

備長炭の特設コンロには、徳島県産の特大サイズのうなぎが次々と並べられ、スタッフが汗だくになりながら、網に乗せたうなぎにタレをたっぷり塗り重ねては何度も裏返してじっくりと焼き上げていきました。

炭火焼きで味わいを深めている(有田市 川口水産で)

うなぎの蒲焼きを購入した和歌山市の女性は、「地元出身なので毎年土用の丑の日に買いにきています。私たちは、うな丼で食べ、孫は、錦糸卵の上にのせて食べるのが好きです。」と楽しそうに話していました。

また川口水産の川口泰史(かわぐち・やすふみ)社長は、「きょうは炭火で焼いて香ばしさと柔らかさを大切にしています。多くの人に味わってもらえうれしいです」と話していました。

有田市のうなぎ専門店「川口水産」は、きょう一日で2500尾を販売するということです。