和歌山で水難事故相次ぐ 1人死亡、1人意識不明
2025年7月22日 17時43分
事件・事故

3連休最終日のきのう(21日)、和歌山県内の海岸で、水難事故が相次ぎ、和歌山市では、大阪府の17歳の男性が死亡し、那智勝浦町では、新宮市の通信制高校3年の18歳の男子生徒が心肺停止の状態で見つかりました。男子生徒は、その後、心拍が再開しましたが、意識は戻っていないということです。

和歌山北警察署によりますと、きのう午後0時45分頃、和歌山市加太(かだ)の海岸で、「男性が溺れており意識がない」と119番通報がありました。男性は、意識不明の状態で、和歌山市内の病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。加太には、友人らおよそ10人と訪れ、遊泳中に姿が見えなくなり、友人がうつぶせで浮いているところを発見しました。死因は溺死でした。

一方、串本海上保安署によりますと、きのう午後3時40分頃、那智勝浦町のお蛇浦(じゃうら)海岸で、友人2人と貝を採っていた男子生徒が溺れ、心肺停止の状態となり、ドクターヘリで、田辺市内の病院に搬送されました。男子生徒は、その後、心拍が再開しましたが、意識は戻っていないということです。