関空連絡橋でJR・南海が合同訓練
2025年7月23日 19時02分
災害・防災 交通

関西空港連絡橋で列車が故障したことを想定した避難誘導訓練がこのほど行われました。
これはJR西日本と南海電鉄が共通の線路を走る関西空港線での異常時の対応能力を高めようと行ったもので、JRと南海、それに新関西国際空港株式会社から
およそ100人が参加しました。

訓練は今月19日土曜日の未明、終電後の関西空港駅とりんくうタウン駅間の関空連絡橋で行われました。乗務員が発煙筒を使って列車を緊急に停車させる訓練や、上下線に止めたJRと南海の列車の間に避難用の「渡り板」を渡して乗客を避難誘導する訓練、それに、駅の間で列車を降りた場合の避難経路を確認しました。合同訓練は定期的に実施していますが今回は大阪・関西万博の開催で利用客が増える中での実施となりました。JRと南海の両社は今後も連携を強化して
異常時の対応能力の向上を図りたいとしています。