SNS型投資詐欺・100万円相当の暗号資産騙し取られる
2025年7月23日 18時59分
事件・事故

和歌山市に住む70歳代の男性がSNSを通じて知り合い、好意を持った相手から、暗号資産で一緒に稼がないかと勧誘され、およそ100万円相当の暗号資産をだまし取られたことがわかりました。

和歌山東警察署ではSNS型ロマンス詐欺事件として捜査を行うとともに、注意を呼び掛けています。

警察によりますと、和歌山市の男性は、今年6月にSNSを通じて知り合い好意を持った相手とやり取りする中で、暗号資産で稼ぐ方法を教えてもらい、一緒にやらないかと勧誘されました。

男性は相手のことを信用し、相手から紹介された別の指南役のアカウントともやり取りして、指示通り暗号資産のアプリをダウンロードしました。

そして相手の言うとおりにアプリを操作して今月(7月)9日までに相手が指定したアドレスに4回にわたってあわせておよそ100万円相当の暗号資産を送信しました。

その後、相手らとのやり取りを不審に思い、冷静に考えた結果、詐欺被害に遭っていることに気付き、警察に届け出たということです。

警察では、見知らぬ人から「必ず儲かる」や「投資の仕方を教える」などと、SNSなどを通じて投資を勧誘された時は、詐欺を疑い、確認するよう、注意を呼びかけています。

県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤルは、0120・508・878です。「これはわなや」と覚えて活用してください。