【高校野球】準決勝、星林と智辯和歌山が決勝に進出/和歌山大会
2025年7月26日 14時53分
スポーツ 社会

夏の甲子園をめざす、第107回全国高校野球選手権・和歌山大会は、14日目のきょう(26日)、和歌山市の紀三井寺公園野球場で、準決勝の2試合が行われ、星林と 智辯和歌山が勝ってあさって(28日)行われる決勝に進出しました。
第1試合、田辺高校と星林高校の対戦はシード校の星林が8回コールド9対0で田辺に完封勝ちしました。星林は1回、田辺エース林(はやし)の立ち上がりを攻め、4番西山(にしやま)がエンタイトルツーベースで1点、2回にも2点を追加し、序盤に3点をリードしました。さらに星林は4回、田辺の2番手投手・1年生の芝田(しばた)から4番西山(にしやま)のタイムリーヒットなどで2点を追加して、5対0とリードを広げました。星林は7回に田辺3人目投手1年生の岡本(おかもと)から1点を追加、8回には山﨑(やまざき)のタイムリーヒットで3点を追加、9対0と試合を決めました。田辺は、星林エース則藤(のりふじ)の緩急をつけたピッチングに攻撃のチャンスをつかめず、7回の田中(たなか)のツーベースヒット、8回に上田(うえだ)のヒットの2安打にとどまり、結局8回コールド9対0でシード校の星林がノーシードで勝ち上がってきた田辺に完封勝ちして27年ぶり5回目の決勝進出を決めました。
第2試合の智辯和歌山と那賀の対戦は、得点を重ねた智辯和歌山が5回コールド10対0で完封勝ちして決勝に進みました。
智辯和歌山は1回、那賀エース2年生の北村(きたむら)の立ち上がりを攻め、3本のヒットなどで3点、さらに7番山田凛虎(りとら)がレフトスタンドに大会4号となるツーランホームランを放ち、5点を先制しました。2回は、那賀2番手・投手の湯川(ゆかわ)から1点、3回には押し出しとタイムリーで3点、4回にも那賀3人目投手の岩田(いわた) から黒川(くろかわ)がタイムリーで1点を追加し、試合を決めました。これに対して那賀は智辯和歌山先発、2年生の和気(わき)から2回にヒットと相手エラーで満塁のチャンスをつかみましたが得点につなげることができず、結局、智辯和歌山が5回コールド10対0で那賀に完封勝ちして2年連続29回目の決勝進出を決めました。
大会はあす(27日)休養日で、決勝はあさって(28日)午前9時から紀三井寺公園野球場で行われます。和歌山放送では午前8時40分からラジオで実況中継します。