高野山で恒例の全国学童野球大会/和歌山県
2025年7月26日 14時36分
スポーツ 社会

世界遺産に登録されている聖地・高野山で小学生らが熱い戦いを繰り広げる「高野山旗全国学童軟式野球大会」が今年も開催されています。この大会は、1996年、(平成8年)に近畿大会としてはじまり、その後西日本大会、選手権大会を経て、2013年(平成25年)からは全国大会へと発展しています。

今年は、30回目の節目の大会で、全国から予選を勝ち抜いた44チームが参加していて、きのう(25日)の開会式では、金剛峯寺周辺の道路が歩行者天国となり選手らがパレードを行い、山内は活気があふれました。きょう(26日)から、高野町内の4つの球場で試合がはじまり、夏の日差しが降り注ぐ中、子どもたちの元気なプレーに、保護者や関係者から熱心な声援が送られていました。第1回の立ち上げから携わる大会本部長の佐古典英(さこ・のりひで)さんは「全国から、この大会を目指して練習に励む選手たちのひたむきな気持ちが嬉しい。高野山ならではの体験を通し、マナーの向上にも繋がっているようで、私達にとっても誇らしい大会です。 今年のテーマは【わたし達がつくる未来】です。未来を担う選手たちのために、大会をより良いものにしていけたら」と感慨深い様子でした。第30回高野山旗全国学童軟式野球大会は、今月(7月)30日までの日程で行われます。

夏の日差しの中、試合に臨む児童たち(高野山で)