「予定早め帰る」と観光客慌てる住民、人影まばら
2025年7月30日 18時23分
災害・防災
津波警報が出された白浜町で海水浴場が閉鎖され、予定を切り上げて帰途に就く観光客の姿がみられました。
「泳いでいたら町内アナウンスが聞こえ、津波が来ると知った」と話すのは、京都市から家族で海水浴場を訪れていた32歳の男性で、「小さい子どももいるので、予定を早めて帰ります」と、不安そうな表情を浮かべていました。
また、那智勝浦町の沿岸部では多くの店舗が閉まって人影もまばらで、漁港近くで「堀本魚店」を営む堀本久美子(ほりもと・くみこ)さんは「警報を受けて店を閉めた。今から高台に逃げます」と慌てた様子で話していました。
田辺市でも市内の多くの店舗が休業し、警報が出たけさ(30日)から市内の各避難所に多くの人が避難しています。
避難所の一つ田辺市東山の田辺市新庁舎では、1階の多目的ホールだけでは収容できず、6階全フロアと会議室などを開放しているということです。
