【津波】津波注意報に切り替え(7月30日・18時30分)
2025年7月30日 18時42分
社会
気象庁は、ロシアのカムチャツカ半島沖で発生したマグニチュード8・7の巨大地震に伴い、和歌山県沿岸に出していた津波警報を、きょう(7月30日)午後6時半、津波注意報に切り替えました。
今後、最大で1メートルの津波を予想していて、気象庁は、引き続き、海の近くや川の河口付近から離れて、安全を確保するよう、注意を呼びかけています。
県内の沿岸では、これまでに、那智勝浦町浦神で、きょう午後4時09分に30センチ、白浜町堅田で、きょう午後4時30分に40センチ、御坊市祓井戸で、きょう午後6時07分に40センチ、和歌山港で、きょう午後6時35分に30センチ、串本町袋港で、きょう午後6時15分に30センチの津波の最大波を観測しました。
和歌山県内では、沿岸部を中心とする自治体で、避難指示が出され、対象となった地区の住民らが、自治体が指定する避難所や、役場の庁舎などに避難しています。
和歌山県内の交通機関では、一時、運転見合わせや欠航などの影響が出ました。
南海電鉄によりますと、現在、南海本線が、なんば・みさき公園間で折り返し運転を行っています。
南海フェリーは、和歌山港発の5便から8便、徳島港発の5便から7便がそれぞれ欠航が決まっています。
バスは、熊野御坊南海バスの熊野エリアと御坊エリアの全線で運転見合わせ、明光バスは、路線バス全線と、大阪方面の高速バスが運転見合わせとなりました。