鶴保氏、自民党会合で失言を陳謝/和歌山
2025年7月30日 19時29分
政治
自民党の鶴保庸介(つるほ・ようすけ)参議院議員は、きょう(30日)開かれた党の会合で、参院選中の能登半島地震を巡る自身の失言について陳謝しました。
会合は非公開で、関係者が明らかにしました。この中で鶴保氏は「私の不用意な発言が大変マイナスの影響を与えたことを心からおわび申し上げたい」と述べました。鶴保氏は「言葉尻を捉えられるような物の言い方、言葉の選び方は本当にあってはならないことだった」と釈明した上で、「必ず今後の政治活動で応えたいのでご容赦いただきたい」と語りました。
鶴保氏は今月8日に和歌山市で開かれた参院選の応援集会で「運のいいことに能登で地震があった」と発言しました。自民党は当初、厳重注意で済ませましたが、与野党から批判が高まり、鶴保氏は今月14日に参議院の予算委員長を辞任しました。