【津波】カムチャツカ巨大地震に伴う和歌山県沿岸への津波注意報解除
2025年7月31日 11時04分
災害・防災
社会
ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする巨大地震で、和歌山県沿岸など太平洋側を中心とする広い範囲に出されていた津波注意報は、北海道や東北地域の一部などを除いて、きょう(31日)午前10時45分に解除されました。
きのう(30日)午前8時25分頃、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8・7の地震があり、気象庁が、北海道から和歌山県までの広い範囲に津波警報を発表し、岩手県・久慈港で1・3メートルを計測するなど、太平洋沿岸の各地に津波が到達しました。
和歌山県内でも、満潮時刻と重なった、きのう(30日)夕方以降、最大波を観測する箇所が相次ぎました。このうち、那智勝浦町浦神で30センチ、白浜町堅田で40センチ、御坊市祓井戸で40センチ、和歌山市の和歌山港で30センチ、串本町袋港で50センチをそれぞれ観測しました。
津波警報はきのうの夜までに、すべて注意報に切り替わりましたが、全国の自治体が出した避難指示の対象者は、一時およそ200万人に上りました。