橋本市で女児がO・157に感染
2025年7月31日 18時36分
福祉・医療

和歌山県はきょう(31日)、橋本市に住む女児が、腸管出血性大腸菌O・157(オー・イチゴーナナ)に感染したことを明らかにしました。

それによりますと、女の子は、今月(7月)18日に腹痛や下痢などの症状が出て、翌19日に医療機関を受診しました。そして、患者の便から腸管出血性大腸菌とベロ毒素が検出され、感染がわかりました。女の子は、すでに回復しているということです。

連絡を受けた橋本保健所が、患者や家族に対し、十分な手洗いなど、二次感染予防の指導を行うとともに、感染源などを調べています。また、同居家族に対し、接触者健診を実施したところ、4人の感染が確認されたということです。

県内で今年(2025年)、O・157など腸管出血性大腸菌に感染した人は、無症状保菌者を含め、16人となりました。

県では、腸管出血性大腸菌感染症は、年間を通じて発生する感染症だとして、下痢や発熱などの症状があるときは、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。