自民党和歌山県連・望月良男参議院議員を除名処分
2025年7月31日 18時43分
政治
自民党和歌山県連は、きょう(7月31日)党紀委員会を開き、今月(7月)20日に投票が行われた参議院選挙・和歌山選挙区に無所属で立候補し、初当選した望月良男氏について、誓約書に反して自民党公認候補者の必勝に尽力しなかったとして、除名処分にしたと発表しました。
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自民党県連では、ことし(2025年)2月、今回の参議院選挙の公認候補者選定を巡って、二階俊博元・党幹事長の三男で新人の伸康氏と元・有田市長で新人の望月氏の2人のうち、県連の役員による特別投票で、伸康氏を公認候補に選出しました。
その際、役員に「結果にかかわらず、公認候補者の必勝に尽力する」との誓約書を提出させ、当時、特別党員だった望月氏も提出しましたが、その後、離党届を提出し、無所属で参議院選挙・和歌山選挙区に立候補し、去年秋(2024年)の衆議院選挙で当選した世耕弘成氏らの支援を受け、二階氏らを破って初当選しました。
党紀委員会では、望月氏の行動が「誓約書に反し、参議委選挙で我が党の公認候補者の必勝に尽力しなかった」として、除名処分にすることを決定したものです。
なお、県連では、望月氏には8月10日まで再審査を請求する権利があると説明しています。